東日本入管の収容者死亡に関する情報 2014年3月

このページでは、2014年3月29日、30日と相次いで東日本入管センター(茨城県牛久市)内で、収容中のイランとカメルーンの方1名ずつが亡くなった件で、当時の報道と支援団体の声明や抗議行動をまとめています。

当時、入管では「イラン人は食事を喉につまらせたことが原因、カメルーン人は事故の可能性はない」と言っていました。
しかし支援団体が以前に当人や他の収容者との面会等で、二人がそれぞれに以前から体調を崩しており、入管は外部の病院へ診察に連れて行くことがなかったことが判明しています。

RAFIQが面会活動を行っている大阪府茨木市にある西日本入管センター(注:2015年9月廃止)でもそうですが、収容中は収容者自ら外部の病院へ受診できないシステムになっているにもかかわらず、医師が週に数時間しか常駐していない、専門の医師でないにもかかわらず、適当に薬を処方するなど問題があります。
収容者が受診を希望するには、入管に申請し、許可を得なければならず、それがいつになるかはそのときにならないとわからないのです。

収容するのであれば、持病がある人、また収容中に発病した人のいのちを入管は十分に守らなければなりません。それができないのであれば、仮放免(収容を解くこと)をすべきです。

2014年4月 2019年7月更新 RAFIQ


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