比の強制送還者、入管対応を批判「トイレでも手錠」

(13/7/26 中日新聞)

チャーター機で日本から一斉に強制送還された不法滞在などのフィリピン人のうち男性2人が26日、マニラ首都圏で記者会見し「機内ではトイレを使う時も手錠を着けられ、ドアを開けられたままだった」と明かし、日本の法務省入国管理局の対応を「非人道的」と批判した。

2人は53歳の土木作業員と31歳の工場労働者で、機内では食事の際も「手錠を着けられたままだった」と説明した。

会見に同席した2人を支援する日本のNPO法人「APFS」の加藤丈太郎代表理事は「2人は妻や子どもが日本に生活基盤を持っており、一方的に強制送還するのは不当だ」と主張している。