仮放免者の現状と政策に関する質問主意書と回答

RAFIQでは、昨年2012年の難民認定数と難民申請中の子どもと女性の問題について、国会議員の辻元清美氏を通して6月24日に「仮放免許可を受けた者の現状と政策に関する質問書主意書」を提出いたしました。
7月2日に回答がありましたのでご報告したします。

現在、我が国では、仮放免者の数は2500人を超えていると推測されます。その中には難民としての保護を希望している者が多数存在していると思われます。
また、そうした仮放免者の中には、庇護を希望している親子も含まれています。
難民保護という国際社会の要請、「包括的な庇護制度の確立、第三国定住プログラムの更なる充実に向けて邁進する」との2011年の国会決議、「国連の人権関係」の勧告に応えるためには、まず、難民認定申請を行う者、そして仮放免という「非正規な移民資格」にある人々の実相に迫ることが必要だと思っています。

特に社会的弱者である子どもと女性については、どのように過ごしているのか?
欧州では、貧困の中で売春が強いられているという報道もあります。
昨年の入管法改定後、小学校入学を拒否された子どもたちがいることも報道されています。

・ 2013年6月24日提出「仮放免許可を受けた者の現状と政策に関する質問書主意書」 (pdf)
・ 2013年7月2日 政府回答書 (pdf)