第三国定住制度:13年以降も延長・継続へ

(11/10/9 毎日新聞)

中川正春文部科学相は9日、難民問題をテーマにした東京都内のイベントで、日本政府が12年まで難民90人を受け入れる予定の第三国定住制度を13年以降も延長・継続する方針を明らかにした。

同制度は、政治的迫害などで近隣国に逃れた難民を別の国が受け入れる。日本政府は昨秋から今年9月未まで、タイに避難したミャンマー難民計45人を受け入れた。中川文科相はイベントで日本の難民政策を「世界的に見れば自慢はできない。もっとオープンにすることが大事だ。(難民を支援する)NGOや雇用する会社、農家の人と協力していきたい。第三国定住制度は延長することが決まった」と述べた。

毎日新聞 2011年10月9日19時36分