(17/2/10 毎日新聞)
毎日新聞 2017年2月10日21時18分(最終更新 2月10日21時18分)
法務省入国管理局は10日、2016年の難民認定者は15年から1人増え、28人だったと発表した。申請者は1万901人で15年に比べ3315人増加し、1982年に統計を取り始めて以降初めて1万人を超えた。いずれも速幸剛直。入管の担当者は、申請者の大幅増について「借金から逃れる目的など経済的な理由で申請する人が相当数いる」とした。
認定者はアフガニスタンが7人で最多。ほかにエチオピア4人、エリトリア3人、バングラデシュ2人など。認定しなかったものの人道上の配慮を理由に97人の在留を認めた。申請者の出身国籍は79カ国。インドネシアの1829人を筆頭に、ネパール1451人、フィリピン1412人、トルコ1143人と続いた。(共同)