(17/8/31 中日新聞)
2017年8月31日 19時08分
難民認定の当否を審査する難民審査参与員が、強姦被害を受けたと主張するコンゴ民主共和国の女性に「美人だったから?」などと不適切な発言をしたとして、女性の代理人弁護士が、東京入国管理局に抗議文を送っていたことが31日、分かった。
代理人の小田川綾音弁護士によると、女性は同国でのデモに野党側メンバーとして参加した際、与党側に拘束され、強姦被害を受けたとして難民申請。不認定となり、不服を申し立てていた。
今年3月23日、小田川弁護士も同席した審尋で、民間人の男性参与員が「なぜあなたを狙ったの。美人だったから?」などと発言したという。
(共同)