ウガンダ女性を難民認定 入管、控訴審判決受け

(16/10/1 北海道新聞)

10/01 11:53

名古屋高裁が今年7月に難民と認め、認定しなかった国の処分を取り消したウガンダ国籍の女性(41)に対し、名古屋入国管理局が1日までに難民と認定したことを告知した。女性の代理人弁護士への取材で分かった。

弁護士によると、女性は「ようやく長い闘いが終わった。一緒に闘ってくれてありがとう」と喜んでいるという。

女性はウガンダ政府側から野党を支持する政治活動をやめるよう警告されたり、複数の男から集団暴行を受けたりしたため、2008年に日本へ逃れた。

09年11月に難民認定を申請したが退けられたため、11年7月に名古屋地裁に提訴。一審は敗訴したものの控訴した。