ロヒンギャ難民に人身売買の被害 子供も標的、99人を救出

(18/10/17 中日新聞)

 【ジュネーブ共同】国際移住機関(IOM)は16日、ミャンマーで迫害され、隣国バングラデシュに逃れたイスラム教徒少数民族ロヒンギャ難民が強制労働や性的搾取を目的にした人身売買の被害に遭っているとする報告を公表した。IOMはこれまでに99人を救出したが、発覚したのはごく一部で「子供も標的になっており事態は深刻だ」と指摘している。

 報告によると、現在、バングラデシュには100万人近いロヒンギャ難民が生活。難民キャンプで支援物資に頼る暮らしの中、現金を稼ぐ手段は限られ、仕事を得ようとして人身売買目的の業者の誘いに乗りやすい状況だという。

【写真】バングラデシュ南東部の難民キャンプの学校で、授業を受けるロヒンギャの子供=8月27日(AP=共同)