(17/5/12 TBSニュース)
東京入国管理局の施設で、収容された外国人およそ20人が、仮放免などを求めハンガーストライキを行っていることがわかりました。
東京入管や関係者などによりますと、ハンガーストライキを行っているのは、東京入管の施設に収容されている中国人やイラン人など、いずれも男性のおよそ20人です。
被収容者らには通常1日3食の「宮給食」という食事が提供されますが、9日の夕食から摂るのを拒んでいるということです。被収容者らは不法滞在で強制送還の対象となっていますが、難民認定申請などをしていて、「早く仮放免してほしい」などと訴えているということです。
支援団体は、「中にはおよそ1年も収容される人がいて問題だ」「水も飲んでいない人もいて心配だ」と話しています。
東京入管には現在、男女合わせて560人が収容されています。