東京入管 救急搬送拒否事件 2019年3月

3月12日、東京入管(東京都品川区)に約1年2か月収容されているクルド人男性が、体調不良を訴え、心配した収容者の家族が救急車を呼んだにもかかわらず、入管側が拒否しました。それまでも収容者の家族に入管の医療措置についてうその情報を伝えたりしています。
家族に対しても、この応対の仕方はどうでしょうか。
翌日に外部診療が受けられたということですが、その外部診療もきっちり見てもらえたかどうかは定かではありません。
経緯は各メディアが報じていますので、見ていただきたく思いますが、入管の医療は私たちRAFIQが面会活動をし始めた2002年の夏から、一つも変わっていません。

東京入管や東日本入管(茨城県牛久市)では、体調不良から死亡した事件が何件も起きています。何度も経験したことを入管はどうして少しも対応していかないのでしょうか。

人を拘束するのであれば、人の命を最優先にし、日ごろから体調がよくない人には仮放免の手続きを進めていき、緊急時の対応も考えていかなければならないのではないでしょうか。

難民・入管問題を考えるうえでの資料としてメディアの記事などを紹介します。随時更新します。

2019年3月 7月更新 RAFIQ


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