「難民に関するグローバル・コンパクト(Global Compact on Refugees)」は、世界が一体となって難民保護を促進していくための国際的な取り決めです。
難民の数が急増し、世界各地で発生している危機への対応が急がれるなか、難民を取り巻く状況を改善し、公正かつ公平な社会の実現を目指して、2018年12月の国連総会で採択されました。
難民問題は、もはや、特定の地域だけが取り組むものではありません。社会の一人ひとりが責任を分担し、実行に移していくことが求められ、「難民に関するグローバル・コンパクト」がその指針となることが期待されています。(UNHCR HPより)
12月の国連総会では、日本も賛成しています。私たちにとっては「希望」ですが、日本社会でどのように実現していくかが問われていると思います。
ポイントとして以下の4つがあげられています。
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- 難民受け入れ国の負担軽減
- 難民の自立促進
- 第三国定住の拡大
- 安全かつ尊厳ある帰還に向けた環境整備
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- 難民に関するグローバル・コンパクト (18/12/17 UNHCR)外部リンク
- 難民に関するグローバル・コンパクト 日本語訳 (18/12 19/4 翻訳 pdf UNHCR)
- 「難民に関するグローバル・コンパクト」が採択されました (18/12/18 なんみんフォーラム) 外部リンク
2018年12月 RAFIQ
- 世界難民条約が181か国の支持を受けて承認 (18/12/18 TRT日本語)