[21.11.23開催]「国際人権法から見た日本の難民問題」を開催します

 

RAFIQでは毎年、この時期に日本の難民問題について学ぶセミナーを開催しています。今年は11月23日にオンラインで開催します。講師はイギリスの大学で国際人権法について研究され、日本の人権問題について世界に情報発信されている藤田早苗氏です。今年5月には、国会に提出されていた「出入国管理及び難民認定法」(入管法)の改正案が国内外からの多くの反対の声で廃案になりました。しかし、日本の難民問題は解決されていません。
この入管法改正案については、今年3月に「国際法違反」であるとして、国連の「移住者の人権に関する特別報告者」「宗教または信条の自由に関する特別報告者」「拷問及び他の残虐な、非人道的な又は品位を傷つける取り扱い又は刑罰に関する特別報告者」「恣意的拘禁作業部会」が共同書簡を日本政府に送付し、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のウェブサイトでも公開されました。また、昨年9月には、国連の恣意的拘禁作業部会が、日本の入管で収容されていた2人の状況が恣意的拘禁にあたり国際人権法違反であるとの見解を示しました。
このセミナーでは、国際人権法について学び、人権の観点から日本の難民問題を考えます。

 

講師:藤田早苗氏(英エセックス大)
日時:11月23日(祝・火)16時〜18時
参加費:無料
参加方法:こくちーずより申込み要
https://www.kokuchpro.com/event/06d8d08f0cc247e720df3f756b021eff/
申込み締め切り:11月20日(土)